2013年の夏に愛知県岡崎市で行われたイベントで「岡崎公園歴史紙芝居」がありました。
岡崎城の隣ですので、ゆかりのある徳川家康の話、中でも「一向一揆」が題材となりました。
これが初めての紙芝居です。
A2サイズのボードにアクリル絵の具と夜光塗料を使いました。
家康の鎧兜はアクリル絵の具のゴールドを何度も重ね塗りしてピカピカの状態にしました。
(写真では白っぽくみえてます)
人質から無事三河に帰ってきた若き日の徳川家康は岡崎を守っていました。
兵糧米が足りなくなったため、家康軍はお寺の備蓄米を無理矢理持って行ってしまいました。
仏様を冒涜するような行為に、信心深い家康の家臣は、家康を取るか仏様をとるか迷いました。
家康軍の行いが発端で、百姓と僧侶が一揆を起こしました。 一向一揆です。信心深い家臣達も加わりました。
家康は農民たちが戦ってる間、農業が出来ないから翌年の作付けが悪くなると家臣に話しています。
母が家康に「慈悲を持って接しなさい」と諭します。 宗教上の理由で一揆に参加した家臣達も赦せと言うと、家康も納得しました。
家康は一向一揆を鎮めようと出陣します。
一揆に参加した家臣に対して、家康が「戦いをしていると来年の作付けが悪くなり飢饉になるぞ、お咎めなしだから戻って来なさい」と説得します。
殿がお咎めなしだから戻って来いと言っている、と同じく一揆に参加した他の家臣に伝えました。
話を伝え聞いた家臣が様子を見に行くと、近くの民家で農業の心配をしている家康を見て心を動かされました。
言葉に嘘はない事を確信した家臣達は、家康の元に帰り、家康は一揆を平定し三河を家臣と共に盛り立てました。
絵の一部に夜光塗料を使用していますが、そのあたりは別の機会にご紹介します。
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