紙芝居「一向一揆」の企画時、「ブラックライトで絵が浮かぶような仕掛けが欲しい」と言われ、夜光塗料を探した所、ホビー用の水性夜光塗料3色とブラックライトとのセットを発見し求めました。
ただ、どうやって使ったら良いのかさっぱり解りません。
何しろ3色しかないのですから。
※ブラックライトをあてて撮影
夜光塗料は、光の三原色である「赤」「青」「緑」の3色しかありません。
絵の具なら「青」と「黄色」を混ぜると緑になる事は経験上解ります。
夜光塗料では「赤」と「緑」を混ぜると「黄色」になります。
え??
じゃあ、夜光塗料で肌色はどうやって作るの?紫色は??全然解りません。(;´Д`)
ネットで調べて、後は自力で混色しました。
混色したアクリル絵の具の保存用に保管してあった、カメラフィルムのケースを用意。
さらにコンビニでスイーツを買った時に貰った、プラスティックのスプーンを数本。
夜中に部屋の電気を消し、ブラックライトを照らしつつスプーンで赤だの青だのの夜光塗料をフィルムケースにちょこっとずつ入れて、混ぜ混ぜ。
ホントに赤と緑を入れると黄色になったので、少量の青を入れてクリーム色を作りました。
均等に混ぜて白を、赤を多めにして様子を見ながら緑と青を足して行ってオレンジっぽい肌色を、と言った感じで必要な色を用意して行きました。
ちなみに、普通の絵の具は「赤」「青」「黄」が三原色で、全てを混ぜると理論上「黒」になりますが、光の三原色は全部混ぜると「白」になります。
専門用語で、理論上黒になる(絵の具)のは減法混色、理論上白になる(夜光塗料)のは加法混色と言うのだそうです。
塗った感じやどんな風に見えるのかは、次回ご紹介します。
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